先週、所長が、母校「都立上野高校」で講演会を行いました。
テーマは「建築・デザイン・現場主義」。
これはフロンティア講座というもので、一年生を対象とした進路指導の一貫だそうです。
毎年、卒業生の仕事の話を通じて生徒たちの職業観を育てることを目的とした、とっても真面目な講座です。
このお話をいただいた時は「なんで、あまたいる卒業生の中から所長なんでしょうか・・」と素朴な疑問が浮かびました。
というのは歴代の講演者は、すごい肩書きの方ばかり。
大学教授、検事総長、博物館館長、会社社長・・・・。
ちなみに一昨年、講演された経済ジャーナリストの須田慎一郎さんは、所長の同期生です。
貫禄が全然違うんですけど。
立派な花束をいただきました |
「今までが偉い人ばっかりなんで、みんな遠慮してるんだよ。だから僕が今年やれば次の人は気楽にできるでしょ?」
なるほど、ものすごいポジティブな母校愛ですね。
講演では、建築の仕事を志したきっかけや、色々な人との出会いがあって今があること。またヨーロッパの建築の旅の話など熱く語ってきたそうです。
生徒さんたちは、とても熱心に聞いてくれたようで
「今の子たちは、僕たちの頃よりずっと真面目だねー」
「所長はどんな生徒だったんですか?」
「あの頃は制服なかったから、ロン毛にオーバーオール」
「・・・・・・・」
そうですか。少しでも後輩の皆さんのお役にたっていれば良いのですが。
建築に興味を持った生徒さん、ぜひ事務所見学に来てください。狭いけど。
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