2012年10月30日火曜日

小林光男・小林由紀乃 展

    
花器・文鎮・帯地

 先日の日曜日は、あいにくの雨でしたが、小林光男さん(鍛金)と、型絵染の作家・由紀乃さん夫妻の個展に行ってきました。

お二人とは、もう長いお付き合いで、人生の先輩でもあります。
そう言うと「自分だけ若いフリするなー」と怒られそうですけど。

工芸の作品は、本当に「ザ・手仕事」。
鍛金は、ひたすら鉄や胴を叩いて叩いて形を作り上げていきます。

この日は、製作に使う道具も置いてありましたが、その一部もまた手作りでした。

一方の型絵染めも、下絵をおこして型紙を切り抜き、絹の上に載せながら慎重にに染めていくそうです。


眺める「芸術」ではなく、実用あっての「工芸」と言いますが、こまで丁寧に作り込まれたものは眺めるだけでも十分に価値があるん ですね。


 この日の会場は銀座の「ギャラリー403」。
昭和7年に建てられた奥野ビルにあります。
こちらの建物も、人の手で丁寧に作られた跡が残る工芸品のような趣きでした。





2012年10月19日金曜日

代々木 ビストロひつじや


すごいボリュームですよ

浅香デザイン室は 、代々木駅と新宿駅の真ん中あたりにあるのですが、このあたりはランチ激戦区。

安くて美味しいお店がたくさんありますが、その中でも「このボリュームにして、この価格はすごい!」と思うのがビストロひつじや

写真のシシカバブと羊のスペアリブのセット(パン、ライス、サラダ、スープ付き)で630円です。

こちらは420円のセット
こんなに食べられないわーという女性にはシシカバブだけのセット420円もあります。

いやはや、もはやコンビニ弁当並みの価格ですよ。

しかもご飯はおかわり 自由。
外国人の店員さんが親切に「ゴハン ダイジョウブ デスカー」と声をかてくれます。

今日はがっつり肉食べたーい、エスニックな雰囲気味わいたーい! という方に是非お奨めします。

あっ、そうそうお店の名前でも分かるように、ここは羊肉のお店です。

あのワイルドな臭いが好きだ! という方限定です。

2012年10月11日木曜日

桐乃坂中央軒 桐の木


桐の大きな葉が目立ちます


浅香デザイン室が店舗設計を担当した桐乃坂中央軒本店の前庭です。

昨年のオープン時に、お店の名前にちなんで植えた桐の木。
 
夏の猛暑にも耐えて、立派な葉を揺らしています。

葉はこんなに大きいのに幹はとても繊細で、木と言うよりも、ほとんど草の風情です。

まだまだ子どもの段階なので頼りなげではありますが、存在感はスターのオーラが出ています。

桐は、杉や松に比べてると格段に成長の早い木で、15年くらいで箪笥の素材に使えるほどの大木になるそうです。

ちなみに杉は80年、松は40年くらいかかって建材になります。びっくり。


桐は店のシンボルツリー。その成長は関係者の楽しみのひとつです。

2012年10月2日火曜日

サフランの栽培

芽が出てきましたよー


11月頃に開花します

お彼岸も過ぎて、やっと少し涼しくなってきました。

プロフィール欄に、趣味は庭仕事とウォーキングと書いている「ちび山」ですが、あまりの夏の暑さのため、どちらもサボり気味。というか、思いっきりサボっています。

それでも密かに、秋に向けて個人的なプロジェクトを開始していました。

それがサフランの栽培。

9月の上旬に購入した球根の芽が出てきました。

サフランは秋咲きのクロッカスの一種で、その赤い雌しべは高級スパイスとして珍重されています。

この球根は水も与えずに室内の明るい場所に置いておくだけで、花が咲く栽培方法があります。
この方法だと、暑い時でも気楽にスタートできます。ただ、置くだけですから。

花の写真は5年前に初めてトライしたときのもの。

 花を楽しんで、サフランもしっかり収穫しました(ちょびっとだけど)。

サフランの球根は夏の終わりから初秋にかけて、ホームセンターやガーデニングショップなどで販売されます。

興味のある方は、ぜひ来年お試しください。

ただし、その収穫量は驚くほど少ないものです。

サフランがなぜあんなに高価なのか、よーくよーく分かりました。