花器・文鎮・帯地 |
先日の日曜日は、あいにくの雨でしたが、小林光男さん(鍛金)と、型絵染の作家・由紀乃さん夫妻の個展に行ってきました。
お二人とは、もう長いお付き合いで、人生の先輩でもあります。
そう言うと「自分だけ若いフリするなー」と怒られそうですけど。
鍛金は、ひたすら鉄や胴を叩いて叩いて形を作り上げていきます。
この日は、製作に使う道具も置いてありましたが、その一部もまた手作りでした。
一方の型絵染めも、下絵をおこして型紙を切り抜き、絹の上に載せながら慎重にに染めていくそうです。
眺める「芸術」ではなく、実用あっての「工芸」と言いますが、こまで丁寧に作り込まれたものは眺めるだけでも十分に価値があるん ですね。
昭和7年に建てられた奥野ビルにあります。
こちらの建物も、人の手で丁寧に作られた跡が残る工芸品のような趣きでした。