気分だけでも、何か涼しげなことはないかと手にしたのは、デザイナーのナガオカケンメイ氏が編集する「d design travel」の山梨県版。
これは、今までにないデザイン目線での観光ガイドブックであります。
編集ポリシーは「まず自費で利用し、実際に泊まり、食事し、買って確かめること。感動しないものは取り上げないこと」とあります。
これはガイドブックにとって当たり前であって、実のところ当たり前でなかったことだと思います。
で、なぜ山梨版を持っていたかと言うと、よく八ヶ岳に行くからです。
と言うと、なにかセレブ的な響きですが泊まっているのは一泊800円!!! の山荘です。
すごいでしょ、ある意味。
ちび山がお世話になっている山荘は、清里駅から少し離れた「学校寮区」と呼ばれる、研修施設が集まる地域にあります。
その近くにあって、いつも気になっていたのが竹早山荘の看板です。
道から見えるのは質素な看板だけ。
建物は木々の奥なので、目にしたことは一度もないのです。
その竹早山荘の記事が、このガイドブックに詳しく載っていました。
設計は吉村順三。1961年に、都立竹早高校のセミナーハウスとして建てられたものだそうです。
あの静かな森の中に、巨匠の作品があったとは・・・。
一般の人も宿泊出来るそうなので、是非一度泊まってみたいと思います。
次の八ヶ岳の楽しみが見つかりました。
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