2013年3月7日木曜日

球根の「芽」


ここのところ、ぐっと温かくなってきました。
今年は、例年になく寒かったのか秋に植えた球根も、いつもよりスローペースです。

上の写真はチューリップの芽(オバQの髪の毛みたいな葉は、ムスカリです)。
芽という字は「草かんむりに牙」と書きます。
まさに、牙ですね。角にも見えるけど。

ちび山は、開花したときも嬉しいけれど、芽が出たときが一番ワクワクします。
この先、どうなっていくのかなーと。
仕事だって、芽が出た頃が一番楽しいのではないでしょうか。




この写真は、チューリップの「芽だし球根」を植えたものです。
一足早く咲くように温度管理された球根なので、もうツボミが見えています。
こちらの利点は、すでに芽が出ている物を買うので安心なこと。
球根の発芽率は100パーセントではないので、たまーにハズレもありますから。

最近は、芽だし球根の種類も増えて価格も下がってきました。
ガーデニング初心者には、おすすめです。





写真が地味なのでオマケ。

寒水仙、やっと開花しました。
寒と名前が付くくらいなので、例年は1月に咲き出すのですが、今年は一月も遅れています。
庭に植えたまま何もしていないのに、毎年花を咲かせる優等生。
香りも最高です。


2013年2月26日火曜日

126家族の間取り


先週発売された「126家族の間取り」(エクスナレッジ刊)で、浅香デザイン室が以前に設計したパンダハウスが紹介されています。

内容は「永久保存版!この一冊で間取りのすべてが分かります。あなたの欲しい住まいが必ず見つかります!あなただけの間取りから最高の生活を始めよう」というものです。

お暇なときに、書店でちらっとチェックしていただけると嬉しいです。




2013年2月20日水曜日

レ・ミゼラブルとダイ・ハード


近頃、あまり映画を見ていなかった「ちび山」ですが、どうしたことか先週は2本も見てきました。
「レ・ミゼラブル」と「ダイ・ハード ラスト・デイ」。


なんという組み合わせでしょう!  真逆方向の2本ですよね。
それぞれ違う人と見に行ったため、相手の趣味に合わせた結果こうなりました。

「レミゼ」は、オープニングの掴みがすごいです。

主人公のジャン・バルジャンが、この世のものとは思えない苦役に耐えるシーンは必見。

あまりにすごくて、他にも感動のシーンが山ほどあるのに、この場面ばかりが印象に残ってしまいました。とほほ。

こちら「ダイ・ハード」を映画館で見るのは、何年ぶりでしょうか?

ブルース・ウィリスの胴回りは、ずいぶんと太くなっておりました。時の経つのは早いものだと、しみじみ。

第一作では裸足でガラスを踏むと悲鳴をあげていた彼が、今では爆風に飛ばされても、窓ガラスに突っ込んでもノープロブレム。
もはや不死身男というより、スーパーマンに近くなっています。

こちらは感動も教訓もありませんが、マクレーン刑事になったつもりでスカッとしたい方におすすめです。

他のことは何も考えずに頭が空っぽになる数時間。
これが映画の醍醐味なら、どっちも★3つです!



2013年2月6日水曜日

雪の恵方巻き



暦の上では春になったというのに、またまた東京にも雪が降りました。

予報では、成人の日なみの大雪も心配されましたが大事には至らず。

やれやれと思って車を見ると、やややっフロントガラスには不思議なかたまりが!

これはまるで、雪の恵方巻きではないですか。

節分の夜に、南南東を向いて黙々と「海鮮太巻き」を食したことを思い出しました。


ロールケーキにも見えます
 今は便利な世の中ですね。

ネットでちょこっと調べたら、これは「雪まくり」という、ある条件がそろった時にだけ見られる現象。

山形県の庄内地方では、形が米俵に似ていることから「雪俵」と呼んで、豊作を象徴するものと考えられているそうです。

「恵方巻き」に「米俵」。こりゃ春から縁起がいいなー。






2013年1月28日月曜日

つつじヶ丘  手紙舎


団地の子どもたちの楽しそうな声も



懐かしい理科室の椅子?

 「ちび山くん、最近のブログ。ちょっと趣味に走りすぎてない? 」

「はあ・・・」

「少しは仕事のことも書かないとね」
 
と、言うわけで今回はバリバリ仕事してます編です。

 先週のとある寒い日、調布市にある「手紙舎」に所長と行ってきました。
  
こちらは昭和40年に建てられた団地の一角にある、カフェと古書と雑貨のお店です。
 
店内は古書が並び、あたかも学校の図書館。
ちび山は小学校が古い木造校舎だったので、こういうお店は、無条件でグッときちゃいますね。
歳のせいでしょうか。

お客さんは、物静かでおしゃれな若者がほとんどでしたが、一方ではスーパーのレジ袋を持った近所の奥さんが、一人でお茶を飲んでぼーっとしたり。これが、ここのお店の最大の魅力かもと思いました。

実は今、店作りのプランニングをしているところで、なにかヒントになったり参考になることはないかと、日々キョロキョロとしているのです。

なのでこれも立派な調査。

お茶を飲むのも、古書を見るのも、ノスタルジーにひたるのも仕事です。

地域の人たちに愛される店作り。
色々考え中です。









2013年1月17日木曜日

府中市美術館 虹の彼方


小木曽瑞枝 「はためく午後3時」

寒いですねー。
暦の上では、ただいま小寒。
昔から小寒から大寒の間が、最も厳しい季節と言われています。

て、ことは大寒を過ぎれば寒さの底は打ったわけで、春も近いってことですねー。やれやれ。

先日、府中市美術館で「虹の彼方 こことどこかをつなぐ、アーティストたちのとの遊飛行」を見てました。

さまざまなジャンルで活躍するアーティスト10組が「今日をとくべつに」する何かを見せてくれる企画展です。
それは遊ぶための美しいゲームカードであったり、部屋を彩るガーランドであったり、個性的な写真であったり。はたまた、氷の雫の音を聴く行為であったり・・・。

難しい顔をして鑑賞するのではなく、アートの力で日常がちょっと楽しくて、少しだけ特別な感じになるといい。そんな展覧会でした。


ちび山作のガーランド

決して子どものためのイベントではないけれど、親子づれの
お客さんもたくさん来場していました。

作品を見て「むむむ、自分でも何か作りたいな」と思ったら、ワークショップコーナーもあります。
紙、ハサミ、ホチキス、毛糸が用意されているので誰でも簡単にガーランドが作れます。

ちび山も、ひとつ作ってみました。
春らしくて、なかなか良いなと自画自賛。
もうすぐ立春ですからね。










2013年1月7日月曜日

明けましておめでとうこざいます




新年、明けましておめでとうございます。

本年も、浅香デザイン室をよろしくお願いいたします。

新年は、歳神様をお迎えするために正月飾りを玄関に掛けますね。

ちび山は、毎年玄関先のスペースをちょびっとだけ豪華にして新年を迎えるようにしています。 

寒い季節に重宝するのが「葉牡丹」。霜にあたってもへっちゃらで、春までこの姿をキープします。

「葉牡丹」は近年品種改良がさかんで、毎年何種類もの新顔が店頭に並びます。

昔の白菜を輪切りにような大型の「葉牡丹」しか知らない人は、種類の多さにびっくりすると思います。

全体的に小型化と言いますか、可憐化? していますね。
中には「ブラック葉牡丹」といった個性派のニューヒーローもおりますが。
  
晩春になると姿を一変して、茎をぐーんと延ばして菜の花のような黄色い花を咲かせます。
これは所謂、トウが立った状態です。

この黄色い花を見ると、新緑の季節はもうすぐ。

うかうかしていると、1年の半分が過ぎている!  と心密かに焦ったりするのです。

今年はそうならないように、本日よりスタートダッシュする(つもり)。