旧清宮家・屋根にご注目ください |
もう6月ですね。
新緑がきれいな季節になったので、昨日は川崎市立日本民家園に行ってきました。
ここは、ちび山が子どものころから何度となく通っている場所。
でも、行くたびに色々な発見があります。
昨日は茅葺屋根の上に、草花が咲いているのが目にとまりました。
恥ずかしながら、ちび山は、これらの植物はすべて鳥の落し物や風のいたずらでタネが運ばれたと思っていました。
が、これはそんな偶然にたよったものではなく「芝棟・しばむね」という、立派な技法だったのです。
茅葺が飛ばされないように頭頂部を土で固め、さらに崩れにくくするために草花を植えたそうです。
屋上緑化の元祖ですね。
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来園者に焚き火を楽しんでもらうことも目的のひとつですが、茅葺の維持のために煙で虫を追い払うことが大切なんだそうです。
屋根の中に虫がいると、それをカラスなどの鳥が狙って茅をつついてしまい、雨漏りの原因になるからです。
夏の焚き火は暑くて大変だそうですが、こうして古民家が守られているんですね。
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